HS計画学 ~デッキを組んでみよう~

2017.04.18.Tue.12:52
エウレーカ!(最近の流行り)


さて、突然ですが皆さんは夏休みの宿題をちゃんと期限内に終わらせられるほうでしたか?
それとも最終日にひいひい言いながらやってましたか?
自分は後者でした。いや、まあよくあるよね…

で、最近ちょっと計画学というものに触れる機会があってですね。「計画を立てて色んなことをやってみよう」みたいな学問なんですけど、なんかこれゲームとかでも使えそうだなと思ったんですよ。宿題どこ行った

よくわからないと思うので、本に書いてあった『計画立案の手順』というものをちょっと見てみましょう。


【計画立案の手順】

①計画目標の設定
②調査
③現況分析
④代替案の作成
⑤将来予測
⑥代替案の評価
⑦計画の決定

む、難しそう…
流石にこのままではわかりにくいので、これをハースストーンに置き換えて考えてみます。


【HS計画立案の手順】

①目標の設定
②環境調査
③現況分析
④デッキ案の作成
⑤実戦
⑥デッキ案の評価
⑦デッキ完成

ちょっと分かりやすくなったかな…?
要はデッキを組むうえでこういう手順を踏むといいのではないかという話です。
では、実際にこの手順に沿ってデッキを組んでみましょう!



_x5FHu-K.png

ああああさん謹製
アンドゥインくんの鉛筆がでかい



【①目標の設定】

今回は、今流行りの《ミッドレンジパラディン》に勝てるデッキを作ることを目標とします。
Machampさんが構築しレジェンドランク1位を達成、その後も続々とレジェンド高ランクを達成しているデッキとして随分有名になってきました。
今に至ってもなかなか明確なメタデッキが発見されておらず、きっと水面下で様々な考察がなされていることでしょう。

で、別にこれだけが目標でもいいんですけど、せっかくなので今回はさらに一つ条件を追加。
プリーストで《ミッドレンジパラディン》を倒すことを目標とします。

努力目標として、ラダーで勝率6割出せたらいいな…というもの一応掲げておこう。


【②調査】

調査と一口に言っても色々あるわけですが、とりあえず最大の仮想敵である《ミッドレンジパラディン》のことを知らなければ話になりません。
まずはデッキレシピを確認してみましょう。


listmidpala.jpg


これはMachampさんがレジェンドランク1位達成時のリストですね。
今はここから蟹と騎士が抜けて火霊術師とウィッカーフレイムが入ったりしてるようです。
自分でも回してみましたが本当に強い、このデッキの強みを簡単に整理してみます。


【③現況分析】


ここが強いぞ!ミッドレンジパラディン

①マーロックシナジーが優秀
…マーロック4種8枚とメガサウルスの計10枚、どれもボードを維持するのに非常に優秀な効果を持っています。
一度ヒロパを変えてしまえばヒロパのマーロックにメガサウルスで一気に状況を覆す力もあるため終盤で腐るということがほぼありません。
水文学者の秘策からリソースを補充することもできるため長期戦でも問題ないのがいいところ。

②単純な殴り合いに強い
…スタッツの暴力に対しても数々のデバフと平等による切り替えしが可能なので、単純な大型では相手になりません。
ウルダマンこそスタン落ちしましたが代わりにレジェンドカードのタリムが登場、ボードの数で負けているとこれだけで一掃されるうえ、マーロックの戦隊長がいるとさらにバフがかかってえらいことに。

③リソースがやたら多い
…言わずもがなのティリオン・光ラグナロスだけでなく、ストーンヒルの守護者から後続をどんどん連れてきます。
さらに水文学者から高跳びコドーを取れれば二度三度と大型レジェンドが登場することも。何度も出てきて恥ずかしくないんですか?

④アグロ耐性、バースト耐性が高い
…新カードの剣竜騎乗をはじめ、優秀な防御カードを多く採用しているため海賊ウォリなどのアグロデッキでも簡単には突破できません。
フリーズメイジほどのバーストデッキでも光ラグナロスはかなり面倒ですし、水文学者から目には目を拾ってきてアイスブロックを貫通することもしばしば。


こんなところでしょうか。やべえなこのデッキ、勝てるのかほんとに(困惑)

では、逆に弱点が何か考えてみます。


これは辛いぞ!ミッドレンジパラディン

①システムミニオンが辛い
…これは以前からそうなのですが、デバフをかけるだけでは無駄なシステムミニオン、例えばハンターのツンドラサイのようなミニオンは対処が苦手です。特に銀剣で処理できないヘルス5以上が苦しい。

②断末魔ミニオンが辛い
…①とほぼ同じ理由ですが、こちらはさらに平等を絡めても処理できない分たちが悪いです。
これらもあってハンターがやや苦手なのではないかという説が出てきていますね。

③沈黙が辛い
…ティリオン、剣竜騎乗など沈黙がぶっささるカードが多いです。
かつてフクロウが2マナだった頃はしょっちゅうホーホホーされてましたね、ティリオン。

④メタカードがいくつか存在する
…上3つと比べるとやや怪しいですが、マーロックを食う蟹、挑発を割る黒騎士、武器を割るウーズやハリソンなどのメタカードが刺さりやすいです。
パラ使ってた時にハンターがインコから蟹取ってきて戦隊長食われて負けたのほんと許せねえ


自分で考えて思い当たったのが大体こんな感じかな…
隙はほんと少ないんですが、こういうところを意識して構築を組んでいけるといいですね!


【④デッキ案の作成】

ということで、実際にこれらの分析を踏まえてデッキを組んでみました。
それがこちら。
ver1101.jpg

沈黙、リソース確保手段(思念奪取・エリーズパック)、ATK4の対処手段(縮小ポーション)、ティリオンへの回答(精神支配)などを採用。
スペル軸になることから宴のプリーストと光熱のエレメンタル、思念奪取からの動きが一番優秀なトワイライトドレイク。
システムミニオンとして最も優秀なレジェンドカードのライラ。
ピン挿しスペルが多いけど、影の幻視でなんとかしていきたい(信用しすぎかもしれない)

組んでから思ったけど、これパラはともかくとしてクエストローグとか絶対勝てないのでは…
ま、まあいいでしょう。当たらなければいいのです、とりあえずはやりたいことを押し付けたほうがいいもんね。
早速実戦に行ってみましょう。


【⑤実戦】

レジェンドランク400位くらいからスタート。
ミッドハンター、ミッドパラ、ミラクルローグと三連勝、これはいけるのでは…?と思っていたら、クエストローグに2回連続で瞬殺される
いや、そりゃそうなるよな…どう考えても勝てないもんな…
でもクエストローグ一定数いるし、流石にドブネズミ入れないとダメか…


【⑥デッキ案の評価】

クエストローグだけでなくコンボデッキに対する耐性(主にタイムワープメイジ。いないけど)が低いことを鑑み、ドブネズミを採用することに。
海賊の相対数が激減していることから蟹は抜くとして、もう一枚どうしても抜くカードが思いつかず仕方なく火霊術師を抜くことに。

ver102.jpg


【⑤実戦(二回目)】

ザリル産の隠蔽薬でショニア隠されたり、お願いドブ投げたらハイメイン降ってきたりと大変だったけど勝率は6割強くらい。
なんとMachampさんご本人のミッドパラと遭遇するもぎりぎり倒せたし(めっちゃ上手かった)、パラディンをメタるという目的は果たせたような気がする。


goodbyepala.jpg

ハンドに2パックあるのがポイント高い


【⑦デッキ完成】

ということで、ひとまずデッキは完成!
ここまで丁寧に作ることはまずないけど、近いことをやってる方はたぶん多いんじゃないかと思います。
特に相手が何を嫌がるかを考えてメタを仕込むというのはコントロールデッキを組むうえでは避けては通れません。
人が嫌がることを進んでしなさいって言葉もあるしね(違う)

ミッドパラをメタるという意味ではシャーマンあたりも可能性がありそうなので、是非考えてみてほしいですね(丸投げ)
自分はまだこのプリースト触ってると思うので、だれか面白そうなネタがあったらコメントでもTwitterでも気軽に投げてください。検討(は)します。

それではまた!
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